田辺市議会 2019-12-10 令和元年第4回定例会(第3号12月10日)
雨水流出解析調査につきましては、過去の豪雨により、会津川流域で家屋の浸水及び道路冠水等の被害が発生しております秋津地区、上屋敷地区、万呂地区の一部地域におきまして、既存水路の現状調査や水路内に水位計を設置し、実際の降雨時の水位を観測するモニタリング調査を実施し、その調査結果を踏まえ、地域内の浸水状況をシミュレーション化する雨水流出解析調査を行いました。
雨水流出解析調査につきましては、過去の豪雨により、会津川流域で家屋の浸水及び道路冠水等の被害が発生しております秋津地区、上屋敷地区、万呂地区の一部地域におきまして、既存水路の現状調査や水路内に水位計を設置し、実際の降雨時の水位を観測するモニタリング調査を実施し、その調査結果を踏まえ、地域内の浸水状況をシミュレーション化する雨水流出解析調査を行いました。
過去の豪雨により、会津川流域で家屋の浸水及び道路冠水等の被害が発生しております秋津地区、上屋敷地区、万呂地区の一部区域につきましては、平成29年度から30年度にわたり地域内の浸水状況をシミュレーション化する雨水流出解析調査を行いました。この調査において、これらの3地区の浸水対策のために既設水路の改修や調整池の設置、ポンプでの強制排水などの案が示されました。
次に、水路新設改良費にかかわって、上屋敷地区雨水流出解析調査の結果について説明を求めたのに対し、「現在、上屋敷地区の錦水城上流の水路で雨水が流出し、片町の一部が浸水する状況で流域が約41ヘクタール、それらを排出するには、毎分270トン、口径1,000ミリのゲートポンプ2基での強制排水が必要であるという結果であった」との答弁がありました。
加えて、雨水流出解析調査は平成30年度に万呂地区と上屋敷地区、平成29年度には秋津地区で行っており、全てのエリアで浸水対策が必要であるという調査結果が出ていると伺いました。そうなると事業期間も事業費も膨れ上がり、改修工事等に有利な補助メニューもないと伺っておりますので、調査はしたものの市の財政状況では実現できませんでしたとなる可能性もあるのではないかと危惧します。
153ページの水路新設改良費7,108万5,000円は、豪雨時の浸水対策として、尾の崎排水ポンプ施設の整備を行うとともに、上屋敷地区等において雨水流出解析業務やモニタリング調査を実施するものです。 工事明細は227ページ、工事箇所は別冊参考資料151ページです。